DINKs(夫婦共働き子供無し)にとって 公的遺族年金は減額&男女差あり
✔生命保険料削減のために改めて公的遺族年金の受給金額を調査。
✔DINKS(夫婦共働き子供無し)だと、遺族基礎年金はゼロ!
遺族厚生年金は夫が亡くなった妻は受給資格があるが、妻がなくなった夫はゼロ!
✔DINKsにとって公的遺族年金は遺族厚生年金のみになるため生命保険で適切に補填する必要あり。
生命保険削減のために公的遺族年金を調査
資産運用するにあたり固定費の削減をしたいと思いました。最も無駄が多いと考えられる保険料削減のために公的遺族年金の受給額を調査しました。
ちなみに我が家はDINKs(Double Income No Kids:夫婦共働き子供なし)であり、今後も変わる予定はありません。これを前提にして受給額を見積もりました。
子供有無における公的遺族年金受給額の比較
公的遺族年金の種類
そもそも公的遺族年金には2種類あります。
・遺族基礎年金
国民年金を納めている人が亡くなった場合の配偶者などが受給対象。基本的には国民全員が加入しています。
・遺族厚生年金
サラリーマンなど厚生年金を納めている人が亡くなった場合の配偶者などが受給対象。
これらの需給額を子供がいる場合・いない場合で比較します。
遺族基礎年金は子供がいない場合はゼロ
こちらの計算は非常にシンプルです。
子供無しの夫or妻が亡くなった場合の受給額:0円/年
子供1人の夫or妻が亡くなった場合の受給額:100.4万円/年
遺族厚生年金はDINKSの場合に男女で差がある
遺族厚生年金は標準収入によって変わるため複雑です。詳細は日本年金機構のサイトを参照してください。ここでは我が家のケースとして
標準収入(夫):45万円/月
標準収入(妻):30万円/月
を使用して計算してみます。
子供無しの妻が亡くなった場合の夫の受給額:0円/年
子供無しの夫が亡くなった場合の妻の受給額:106.6円/年
子供1人の夫or妻が亡くなった場合の受給額:106.6万円/年
※夫or妻が50才でなくなったケースを想定
えっ、私は1円ももらえないんですか。。。。
これは予想外だし男女で差をつける意味あるんですかね。。妻も年金払っていて生計を共にしているんですが。。。
子供有無における年金受給額まとめ
まとめると下表のようです。
受給条件も生計同一条件とか様々あるようです。
正確には日本年金機構のHPを参照・問い合わせして下さい。
DINKSにとって生命保険の補填は必要
上記のようにDINKSの場合は公的遺族年金制度が極めて減額されます。夫婦どちらかが片方の年収で不安がある場合は生命保険などで補填する必要があります。今後はこちらの金額をもとに生命保険の必要額について検討していきます。